はじめに。
アニメが好きです。
漫画が好きです。
それらを楽しむことが好きです。
けれど、どこかに書き留めておかないと思ったことや感じたことをすぐに忘れてしまいます。
折角好きなものを楽しんでいるのだから、すぐに忘れてしまうのは勿体無い。
それならば、どこか一箇所にまとめることはできないだろうか。
そう思い立ち、このブログをつくりました。
そんなわけで、このブログは私こまたが超個人的にアニメや漫画の感想をだらだらと綴っていくためのものです。
動機が非常に個人的ですので、自分以外の人に見られることに対してあまり配慮できないかもしれません。
ですが、こうして外に向けて公開するのですから、なるべく伝わるように書ければいいなあと思っています。
できるだけ多くのアニメや漫画に触れていきたいのですが、時間の都合上どうしても零れが出てくると思います。
超個人的な取捨選択もしていきます。
そこら辺についての理由や感情なんかも書いていければいいなと。
あくまで「感想」ブログですので、なるべく批評はしない方向で行きたいと思います。
自分がどう思ったか、という「感情」を主に書き留めていきたいなと。
そのため、すべての人に理解していただくことはできないと思います。
「自分と同じような感想を抱いたんだな」とか、「こういう感想を持つ奴がいるんだな」とか、それくらいのぬるい気持ちで見ていただければと思います。
このブログが誰かの暇つぶしくらいになることができれば幸いです。
長いこと放置してしまいました
趣味にかまけていたら長いこと更新していませんでした。
これだから三日坊主野郎はいけない…
せめて週に1回くらいは定期的に更新していきたいですね。
気が付けば冬アニメももう終わりに差し掛かっているわけでして、私は一体いつまで1話感想を書き続けるのか…
でも(自分の中で)主要な作品については書き切ったような気がするので、次に書く記事は1クールまとめての感想になるような気がします。
気に入った作品については個別に記事をつくるかもしれません。
他にも書きたい感想はあるんだよ~~少年ハリウッドとかキンプリとかおそ松さんとか。
ブブキ・ブランキ1話感想
サンジゲンの10周年記念作品であり、3DCGのオリジナルアニメ。
ブブキと呼ばれる武器を使う少年少女たちが、地下に眠るブランキ「王舞」を復活させるために動き出す、という物語だそうです。
キービジュアルや番宣を見たとき、真っ先にキャラクターの等身が気になりました。
おおよそ5等身くらいでデザインしているのですが、これは子供であることを強調したかったからなんですかね…?
子供のわりには顔が青年とそう変わらない造形をしているので、なんだか違和感があります。
もう少し輪郭を丸くするか、5.5等身くらいに伸ばしてあげても良かったんじゃないかなあと思ってしまいます。
特に主人公のバランスが気になって気になってしゃーない…
1話だけではいまいち世界観をつかむことができなかったので、これは2話以降説明がされる感じかな?
どういったことが起きて世界に変革がもたらされて、それに主人公が巻き込まれて、とにかく動き出さなければならない、といったスタートダッシュ感は感じられました。
こういう1話はある種キャッチーなのかなとは思いますが、個人的にはあまり相性が良くないような気がします…別に嫌いではないのだけど…
だからといって1話の中で長ゼリフで世界観の説明をして欲しいかっていうとそういうわけではないんですよね…うーんバランスが難しい。
こういう作品って、勢いに乗ることができればほぼほぼ無条件で最後まで楽しむことができるような気がします。
つまり最初が肝心。そしてその勢いに乗れるかはわりと相性に依る。
なんだかものすごく「視聴者様」って感じの発言ですね…うーんそんな何様発言をしたいわけではないのですが。
3DCGアニメという点に関しては、シドニアの騎士を見ていたのでそんなに違和感はありませんでした。
上述したようにキャラクターの等身が気になってしまったくらいかなあと。
サンジゲン制作のアニメを見るのは恐らく初めてなのですが、CGらしさを前面に出す系ではなく、セル画っぽく見せる系統のCGなんですね。
あ、初めてではないか、アルペジオのところなんですね。でもアルペジオは1話しか見てないのでほとんど見てないようなものなのかな。
アルスラーン戦記も手掛けていたそうな。戦闘シーンとかOPとかの部分かな。
なんにしても最近のCGアニメってすごいですね、昔はあんまり得意じゃなかったのに今は違和感なく見れちゃうもんなあ。
どうしよう、全然作品の中身に触れていない感想になってしまった…
だがしかし1話感想
週刊少年サンデーにて連載中の、駄菓子屋を舞台にしたコメディ漫画が原作。
実家の駄菓子屋を継ぎたくない主人公に、駄菓子マニアの社長令嬢が駄菓子のうんちくや愛を語りつつ、あの手この手で主人公に駄菓子屋を継がせようとするそうです。
アニメ化決定するまで知らなかった作品なのですが、とにかく絵が良いですよね。特にカラー絵。
ほたるさんのキャラデザの秀逸さよ。
基本的に同じようなお洋服をお召しになさっているようですが、微妙に違うデザインだったりするのが良いですね。
登場キャラクターのほとんどが三白眼っていうのも珍しいなあという気がします。
そういえばアニメ化によって原作の売れ行きがかなり上がったらしいですね。
原作ありのアニメはこういう原作の販促に繋がるからいいですよね。
もしかして最もメジャーな駄菓子はうまい棒なのだろうか。
大抵のコンビニで売っているから駄菓子という感じはあまりしないのだけれど。
全然知らない味のうまい棒があるのだなあ~と思いながらの視聴でした。
ストーリーに関してはあまり印象に残ってないという…コメディだしね。
キャラの可愛さと勢いとノリと声優さんの演技で最後まで突っ走っていってほしいです。
本作とは全然関係ないのだけれど、1話でうまい棒を取り扱ったからだろうか、作中でうめえ棒という名で似たような商品が頻繁に出てくる(らしい?)ヒーローバンクというアニメを好きな人たちが、このだがしかしのアニメを積極的に視聴しているような気がするのは気のせいだろうか。
この素晴らしい世界に祝福を!1話感想
事故で命を落とした主人公が天界で女神に異世界への転移を持ちかけられ、その女神を「異世界に持っていく"もの"」として女神を連れて異世界の冒険者になる、というライトノベル原作の作品。
元は小説家になろうで連載されていたオンライン小説だそうです。
放送前にキービジュアルを見たとき、「あっちょっと溶けてる系の作画だ…」と思ってしまったのですが、アニメとして動いているところをみると然程気にならなかったり。
寧ろキャラクターの豊かな表情を表現するにはもってこいなキャラデザだなあと思いました。
主人公全然オーラないとか思っちゃってごめんね。
この手の作品にはよくあることだけれど、主人公がとても元ひきこもりとは思えない!
一応女神アクアは人間離れした抜群の美貌をお持ちのようなのに、物怖じせずガンガン突っ込んでいける主人公はこの時点でただ者ではないと思う。
てっきり主人公がなさけない系かと思っていたのだけれど、なさけなくてダメダメなのは女神様の方でしたね。
こんなに砕けに砕けたヒロインも珍しいよなあというくらいの砕けっぷり。表情もすごい。
あっこれは腹立つわ!と思わせつつも同時に面白いなこいつと思わせる愛嬌もあるというキャラづくりがすごいですね。
主人公のツッコミも、とにかくセリフをまくし立ててツッコミまくる系ではなくて、ローテンションながらも的確にツッコミのツボを突いてくる系で好きです。
1話のラストでは体と時間を使ったノリツッコミまで見せてくれたしね!あの流れめちゃくちゃ面白かった。
ところで、なろう連載時では主人公の年齢設定は20歳だったんですね。
アニメを見た感じでは16歳設定で良かったなあと感じました。
一応世界観の設定として魔王がいてその魔王を倒すために主人公たちが奮闘しなければならないわけですが、魔王に辿り着くのは果たしていつになるのやら。
異世界系ドタバタ日常コメディってジャンルになるんですかね?
キャラクターが面白くテンポもとても良いので気軽に楽しく見られる好みの作品だなあと思いました。テンポ厨大歓喜。
全然関係ないけど福島さんが主人公やってくれてるのが個人的にすごく嬉しいです。お仕事増えるといいなあ。
灰と幻想のグリムガル1話感想
「目覚めよ」という声で目を覚ました主人公たち12人は「グリムガル」と呼ばれる世界に気が付いたら飛ばされていたぞ、という集団転移系ライトノベル作品が原作。
異世界転移系はわりとよくある題材ですが、主人公たちが本気で戦闘に慣れておらず、手探りで戦闘をこなしていき後味の悪い思いをしながら弱いモンスターを倒し、経験を積んでいくところがこの作品の最大の特徴です。
飛ばされてきた12人のうち、この世界でもやっていけそうな奴が何人かいましたが、主人公が組んだパーティーにはそういうタイプの人はいないもよう。
この世界で最弱のモンスターであるゴブリンすら満足に倒せない初心者っぷりを披露してくれます。
しかしいくら最弱とはいえこのゴブリン普通に強そうなんだよなあ…
なんといってもサイズ感が嫌だ。自分とほぼ同じサイズの生き物にナイフを突き立てるとかそう簡単にできるもんじゃない。
がっつり血も出るし、痛がる素振りを見せるし、声も出すし。
私だったら手応えを実感せずに済むようなジョブを選びたくなります。
キービジュアルからもうかがえるように、淡い水彩のようなタッチが独特な絵づくりをしています。
特に背景美術が水彩色が強いです。きれい。
キャラクターは、なんだか知らんが女の子がとてつもなくエロい。
直球なエロではなくて、肉感というか、立体的な影のつけ方と女の子ならではの曲線でいい感じの健康的なエロさを表現しています。
特に下半身への強いこだわりを感じる。
キャラクターの内面については、女の子と男の子にそれぞれひとりずつよく喋る子がいて、バランスをとれそうな主人公がいて、まとめ役っぽい男の子がひとり、残りのふたりは大人しいタイプ、といった感じ。
このまとめ役のマナトがいなくなったらこのパーティー崩壊するだろうな…
どうやら自分たちで稼がないと生きていくこともままならない状況らしいので、早急にパーティーとして戦果を挙げないといけないみたいだし。
食べることに困窮するファンタジーってなんだか世知辛いですね…
世界観や設定、雰囲気、ファンタジーの切り込み方などとってもいいのですが、若干テンポが気になる…?
最近気づいたのですがどうやら私は相当なテンポ厨のようで、少しでもテンポが良くないと感じると若干テンションが下がるようです。
この作品はよくある異世界ものに比べて敢えてゆっくり、スローテンポに描いているのだとは思いますが、1話の中での起伏に欠けているような気がしないでもない…
とはいえこれは完全に好みの問題ですし、作品として致命的というわけではまったくないので、他の異世界ものとは一線を画した描写や展開に期待したいと思います。
昭和元禄落語心中1話感想
昭和50年代ごろを舞台に、落語を物語の題材に据えた漫画原作作品。
2015年に発売された単行本2巻分にOVAが付属していて、それを再編集したものがテレビ版の1話だったんですね。
初回1話が1時間枠だったのですごい気合入ってるなあと思ってたらそういうことだったのか。
この1話が与太郎放浪編にあたるもので、2話以降は八雲と助六編になるようです。1話を基準とするといわゆる過去編ですね。
落語が好きな人からするとこの作品の落語はあくまで人間関係を描くための題材に留まる程度らしいですが、1話を見た感じだと結構がっつりと落語シーンを入れてくれているような気がしました。
正直落語には非常に疎く、外郎売くらいしかマトモに聞いたことがないのですが、1話終盤で与太郎が演じる出来心は普通に面白かったです。
キャストが発表された時点で、あ、これガチなやつだ、とは思っていましたが、やっぱり大マジでガチなやつでしたね。
本物の落語を知っている人からしたらどう聞こえるのかはわかりませんが、素人からするとこのキャストさんたちが披露してくれている落語でも充分にガチっぽくてすごいなあと思いました。
このキャスト、主人公の関智以外は全員オーディションだったみたいですね。
八雲役をどうしてもやりたかった石田彰とか、絶対に受かってそして蹴ってやると息を巻いていた山ちゃんとかのインタビュー記事?をどっかで見ましたがすごく面白かったので是非。
画伯もこの作品すごく好きで絶対に出たかったらしいですね。
与太郎と八雲とか、八雲と助六とか、ちらりほらりとHOMOのにおいを感じましたが、作者の雲田はるこはBLも書いてるから多少はね?
八雲の未亡人臭がやばい。